2013-10-14

攻略編⑤ 最後に…


最終回は、小ネタ的なものをまとめて掲載する。

① スペルカードを掲げる位置
 カメラアイがカードを読み取れる位置はわりと狭い。すべてのポータルには適正な立ち位置に丸い印が描かれているので、その位置に立ってカードを掲げること。高さは、子どもでも掲げられる範囲、大人ならやや低め、腰の位置ぐらいを意識して掲げると、読み取り漏れを減らすことができる。

② スペルカードの裏側
 ストーリー中、スペルカードの裏側をかざす必要がある場面が何度かあり、いずれもマーリンから明確な指示が出る。「バック・オブ・ザ・スペルカード」もしくは「ソーサラーズ・クレスト」と聞こえたら、カードの裏側を向けよう。

③ 難易度によるストーリーの違い。
 ストーリーのおおまかな流れは難易度によらず同じであるが、難易度が高いほどいろいろ省略される。
  • イージー ストーリーの最初は戦闘がなく、導入部分が流される。大抵3人の悪役たちと戦うが、カードの読み取りミスさえなければ弱点等意識しなくても一回で勝てる。戦闘が短い分、スペルカードの裏側を見せるイベントは多い。

  • ミディアム ストーリーの導入部分がなく初回から戦闘になる。大抵3人の悪役たちと戦うが、弱点を意識しないと勝つのは難しく、ポータル内での連戦やポータルを移動しての連戦も発生する。スペルカードの裏側を見せるイベントはイージーより発生しにくい。

  • ハード ストーリーの導入部分がなく初回から戦闘になる。大抵2人の悪役たちと戦うが、弱点を意識し、さらにカードのレベルが高くないと勝つのは難しい。ポータル内での連戦やポータルを移動しての連戦も発生する。スペルカードの裏側を見せるイベントは最終章以外ほとんど発生しない。


④ スペルカードの印刷
 最後に、これをすればもう楽勝間違いなし!という、ワザをひとつ。今回の滞在中、嫁のtamが見かけたプレイヤーに、カードの絵柄3枚1組としたものを印刷して使用している人がいた。この方法なら、カードの出し入れで大切なコレクションを痛めることがない。なにより、画像をネットからダウンロードしてくれば、持っていないカードもデッキに組み込むことができ、同属性3枚組3セット×7属性の「最高のデッキ」も簡単に用意できる。
 カードの画像データは、例えばここでほほすべて揃えられる(ほぼ、と言うのは、ここにないキャスト専用カードの絵柄を別のサイトでみかけたことがあるから)。

http://sorcerers.wikia.com/wiki/Card_Gallery

 また、これの応用でチートTシャツの画像を印刷すれば、製品を買わずに効果だけを入手することも可能と思われる。
なお、本件に関しては独自検証はできていない。実行は自己責任で。

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ソーサラーズ・オブ・ザ・マジックキングダムの攻略記事は、ひとまずこれで終了です。
お付き合いいただき有難うございました。
またの機会にお会いしましょう。

2013-10-09

攻略編④ スペルカードの成長と弱体化


今回はスペルカードにまつわるもう一つのなぞ、カードの成長について扱う。


① カードの成長

消防署でゲームの説明を受けた際、キャストから、スペルカードは使っているうちにレベルが上がるということを聞いたことと思う。
実際、スペルカードを何度も使っていると、ある時から魔法の効果が派手になる。
これが成長したあかし。
レベルは3段階ある。
ただ、何回使えばレベルが上がるのかは確定できなかった。


② カードの弱体化

反対に、ある条件下でカードを使うとレベルが下がってしまう。
これはできるだけ避けたいところ。
ある条件とは、同じポータルでの戦闘が連戦となった際に、一度使ったカードをもう一度使うことだ。
私はイージーで連戦が発生した経験がない。ミディアム以上で関係する条件だ。
注意点は、同じアタックタイプのカード複数を同時に使った場合、連戦が発生し手持ちに弱点属性のカードが無くなる場合がある。
経験上連戦は多くても3回だった。
属性は全部で7種類。ナンバリングカードのうち、スーパーレアを除くと60種類が普通に入手できるカードであると考えると、ひとつの属性につき平均9枚弱の割合だ。
同じ属性3枚1組で3連戦を戦えるだけのカードを揃えるには、スーパーレアを含むナンバリングカードをほぼコンプリートする必要がある。
同属性3枚一組は確かに強力だが、ミディアム以上では連戦を考慮すると、3回戦えるようにカードを分けてもつことも必要になるということだ。
攻略編の冒頭で、ミディアムで戦うためにカードの枚数をある程度揃える必要があると言った意味はここにある。


③チートTシャツ

以上のように、スペルカードには成長と弱体といった要素があることを説明したが、それらを無視して常に最強状態で戦う方法がある。写真のTシャツを購入して着ることだ。
おそらくカメラアイで絵柄を読みよっているのであろう。
(消防署にも飾られている)
ブースターパックに比べて売っている場所が少なかったと記憶している。
とりあえず、エンポーリアムには置いてあることを確認した。
ちなみに私は試していない。

次回で最終回。これまで触れてこなかった小技的なところに加え、最高のデッキに至るためのもうひとひねりについて紹介しようと思う。

2013-10-05

攻略編③ 最強のデッキとは?


今回は、スペルカードに記載されている属性およびパラメータについて解説しよう。
以下の情報は、英語攻略サイトに掲載されていたものを今回の滞在中に実地で検証し、正しいであろうと独自に判断したものだ。
前回の弱点情報も同様だが、出展が公式情報によるものではなく、システムアップデート等により変更される可能性もあることをあらかじめ承知しておいてほしい。

カードには多くの情報が記載されている。収集編で触れたレアリティやカードナンバーのほか、スペルタイプ、アタックタイプに、アタック、ブースト、シールドそれぞれの値…。これらが何を意味するのか?どう組み合わせると悪役たちに有効なデッキが組み上げられるのか?そんな思いを巡らせるプレイヤーも多いことだろう。
(カードにはいくつもの情報が載せられている)
答えは、拍子抜けするほどシンプルだった。悪役たちとの戦いに関与するのはただひとつ、アタックタイプのみである!
その他の思わせぶりな情報は、ただ単にブースターパックに同梱されているボードゲームで使用するのもだったのだ。
悪役たちの中には、さも特定のスペルタイプに弱いかのようなセリフを吐くものもいるが、それらはすべてプレイヤーを惑わす罠である。

今回はさらにもうひとつ、重要な情報を付け加えようと思う。スペルのコンビネーションについてだ。一体何枚のカードまで、同時発動が可能なのだろうか?
答えは、スペルは3つまで同時発動が可能!
ただし、同じカードを3枚出しても同時発動はしないので注意。

では、悪役たちの弱点、カードの属性、最大発動枚数、これらの情報から導き出される最強のデッキとは?
答えは、同じアタックタイプのカード3枚を一組にすること!
これをすべてのアタックタイプについて用意し、悪役たちの弱点に合わせて使い分けるのだ!

これが一応の答えであるが、「最高のデッキ」に至るには、実はあとふたひねり必要である。
次回はそのひとつ、カードの成長と弱体化について扱う予定。

2013-10-04

【ネタバレ注意】攻略編② 悪役たちの弱点・耐性一覧

以下が悪役たちの弱点および耐性一覧である。
弱点属性と同じアタックタイプのカードを使うことが基本となるが、それがない場合、耐性属性以外のカードを使う。
印刷してカードバインダーの裏にでも貼っておくと使い勝手がいいと思う。
この記事だけ見ない人のために、今日は他には何も書かない。
次回はスペルカードに記載された属性やパラメータの役割について書く予定。


2013-10-03

攻略編① ゲームの流れ(スタートからエンディングまで)


今日から攻略編に入る。まずはゲーム全体の流れから説明する。

 本ゲームを始めるプレイヤーは、まずマジックキングダム内に2箇所ある本ゲームの拠点、メインストリートUSAの消防署もしくは、リバティスクエアにある出張所のどちらかを訪れる必要がある。そこでゲームの背景や端末(ポータル)の使い方等のおおまかな説明を受けた後、キーカードと呼ばれるアクセスカード1枚とスペルカード5枚、および各ポータルの場所が記されたマップを渡され、最初にアクセスするべきポータルを伝えられる。プレイヤーはそのポータルへ行き、キーカードを使うことによってゲームがスタートする。

 ポータルはメインストリートUSA、アドベンチャーランド、フロンティアランドおよびファンタジーランドの4つのエリアに、各々5箇所設置されている。
 各ポータルの見た目はそれぞれだが、①錠前の形をしたキーカードの読み取り機、②ストーリーを表示する楕円形の鏡を模したスクリーンとスピーカー、及び③スペルカードを読み取るためのカメラアイ(目立たないようにカモフラージュされている)の3つから構成されている点は共通である。
(メインストリートUSAの駅内にあるポータル)

 キーカードを錠前にかざすとストーリーが始まり、悪役もしくはその手下が現れる。プレイヤーはスペルカードを駆使して(敢えて無粋な言い方をすると、カメラアイに読み取らせて)彼らと戦う。勝っても負けてもストーリーは進むが、勝ったほうが早く進められる。そして最後に次のポータルの場所を示すシンボルが表示されてその場でのやりとりは終了となる。プレイヤーは表示されたシンボルと拠点で渡されたマップを手がかりに次のポータルを探し、以下同様に悪役と闘いながらストーリーを進めていく。ストーリーは、順調に勝ち進めば概ね5回前後、同じエリア内のポータルを巡ると完結する。

 ひとつのストーリーを完結するとすぐに次のストーリーが始まるエリアとポータルが表示されるので、プレイヤーはエリアを移動してポータルにアクセスし、次のストーリーにとりかかる。
 ストーリーは全部で9本用意されており、8本目まではランダムで決まる。なお、ストーリー毎に発生するエリアが決まっている。8本全て終えると最終ストーリーが始まり、それを終えるとエンディングを迎える。
 スタートからエンディングまでのプレイ時間は、勝敗や混み具合などに左右されるが、概ね3~5時間と言ったところ。ポータルの場所を覚えてしまえばより早く回れるようになる。
 エンディング後にはプレイ評価が表示されるが、これは悪役たちを効率的に倒して少ないポータル起動回数で回るほど高い評価となる模様。

 エンディングを迎えた後に拠点を訪れると、ご褒美にスペルカードの通常パックを1つ渡され、2周めを始められるようにしてくれる。その際、ゲームの難易度を上げるかどうか聞かれる。
 難易度はイージー、ミディアム及びハードの3段階あり、1周めは皆イージーでプレイする。ミディアムにするといきなり難しくなるので、1周した程度ならひとまずイージーステイを推奨する。
 もしミディアムを選んでしまってニッチモサッチモいかないようなら、拠点にいるキャストにイージーに戻すよう頼めば戻してくれる。

 以上が本ゲームの流れとなる。事前情報が少なく、進めているといろんな疑問が湧いてくると思うが、とりあえずイージーでプレイしている限りは攻略など意識しなくとも問題なく高評価クリアできる。
 奴らは、ミディアムに進んだ途端、大人げない本性を発揮してくる。私もそうなってみてはじめて、気づいてみれば分からないことだらけの状況に、大いにうろたえた。
 この段階で私は去年のワールド滞在を終えた。帰国後、状況を整理してみると、ミディアムに挑むために必須なものは2つだけであることがわかった。
 1つは、スペルカードの種類がある程度揃っていること。スペルカードの集め方は先の収集編を参照してもらいたい。
 それにも増して重要なのが、悪役たちの弱点を知ること。すでに帰国していた私は、英語の攻略サイトからこの情報を得た。

 明日は、この弱点情報のみを掲載する。
 公式情報の少ない本ゲームでネタバレ云々もナンセンスだが、さすがにこれは核心情報であり、自力攻略を志す人は明日の記事だけは見ないように。
 …だがそういった人たちのために、1つだけアドバイスを残すことを許してもらいたい。弱点のヒントは、悪役たちのセリフの中にはない。英文を必死に解釈する努力は実を結ばないどころか、有害な先入観を植え付ける。弱点把握にはスペルカードの効果を地道に検証する必要があり、これはかなり根気の要る作業である。

2013-10-02

収集編③ スペルカードのレアリティとトレード


スペルカードの種類(レアリティ)とトレードについて纏める。

① ナンバリングカード
 スペルカードのレアリティは、カード左下に小さく描かれているマークとナンバーで見分けることができる。
 ナンバリングカードは以下4種類のレアリティがある。スター、ムーン等はマークの形を表し、トレードではこの呼称でやりとりされることが多い。
・ レアカード     (No.1~22:スター)
・ アンコモンカード  (No.23~40:ムーン)
・ コモンカード    (No.41~60:プラネット)
・ スーパーレアカード (No.61~70:サンダー)


(細い三日月型は”プラネット”)


 通常パックとブースターパックに入っていたカードの、レアリティごとの枚数を以下に記載する。通常パックはいくつも貰っているのでこれでほぼ間違いないところだが、ブースターパックは1つしか買ってないので実際の枚数にはゆらぎがあるかもしれない。

      スター ムーン  プラネット  サンダー  合計
通常パック  1    1~2  2~3        
ブースター  2    2              



② 限定カード

 ハロウィンおよびクリスマスイベントに配られたナンバリング以外のカードが、2013年9月現在3種類存在する。これらはオークションサイトEbeyなどでの取引で手に入れることができる。
 このほか、キャストのみに配られたカードも存在するらしく、画像だけならネットで見かけることができるが、オークションサイトに出回っているところは見かけたことがない。おそらく禁止されていると考えられる。


③ トレード
 最後にトレードについて。
 カードの枚数が増えて未所持カードは少なくなってくると、ランダムで欲しいカードを引き当てるのが難しくなる反面、手持ちにダブリカードが増えるので、トレードを成立させやすくなる。サンダーと限定を除く未所持カードが10種類を切ったら、そろそろトレードを意識していい頃合い。端末で待ち行列ができていたらチャンス。恥ずかしがらずこちらから声を掛けてみよう。
 もっともトレードが行われやすいのが、アドベンチャーランドにある雪マークの端末付近。ここは空調が効いていて涼しい上、椅子とテーブルもあるのでプレイヤーの溜まり場になりやすい。ただトイレが近いせいか、ちょっとカビ臭いかも(笑)
 トレードはレアリティが同じ物同士で行うことが基本となる。相手がレアリティを理解していない初心者の場合もあるが、いづれ気付くし、ゲームをプレイしていると端末で顔を合わせることもあるので、あまりアコギなマネはしないほうがいい。
 不所持カードの把握方法について、ブースターパックを買えば一覧が手に入るが、持って歩くには若干嵩張る。ので、ナンバーをメモっておくのが手っ取り早い。トレード相手もナンバーで把握している場合が多いので、こちらのダブリカードもナンバー順に整理しておくとスムーズにトレードできる。カードバインダーがあればなお便利。公式のバインダーがエンポーリアム等で販売されているが、そこまでしなくても簡易なものなら100円ショップで買える(日本出発前に買っておく必要があるが)。

さて、カード収集に関する事柄はだいたい書き尽くしたので、次回からいよいよ攻略編に移行する。

2013-10-01

収集編② ブースターパック


今回はブースターパックについてまとめる。

 ブースターパックはショップで購入するカードセットのこと。メインストリートUSAのエンポーリアム、アートオブディズニー他、マジックキングダム内のわりといろいろなショップで購入できる。価格は15ドルほど。

(ブースターパックの外見はこれ。大きさはA4サイズ)

 中身は7枚のスペルカードのほか、限定カードを除くナンバリングカードすべてが描かれた一覧表、及びボードゲームセット(ゲームボード1枚と説明書2枚、トークン15枚、及びボードゲーム用キーカード)で構成される。
 スペルカード7枚のうち1枚は、通常パックからは入手できないスーパーレアカードとなっている。

(中身はこれで全部)

 スーパーレアカードは全部で10種類。ゲームボードも4種類あるようだが、どちらも外見から何が入っているのか分からないようになっているのがミソ。種類の少ないゲームボードはともかく、スーパーレアカードを全種類集めるつもりなら、トレードやオークションサイトをうまく利用することがほぼ必須となる。

 あと、コアなコレクター向けの情報をひとつ。ブースターパック用のカードは通常パックとは別ラインで印刷されているらしく、カードの色合いやカットが微妙に異なるとのこと。自分でコレクションする場合はともかく、トレードに使用する場合、相手によってはトラブルになるかもしれないことを頭の隅にいれておくといいかも。

次回は、カードのレアリティとトレードについて。